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以前に「CBDで禁煙できるかどうかは、人によると思う」と書きましたが、あのあと私自身がCBDで禁煙できました。
そこでCBDで禁煙成功した体験談と、自身の経験を通して「これが禁煙のコツ」と感じたことを書いていこうと思います。
「我慢や精神論はムリだし、無駄な努力も嫌い」という私が、論理性と効率を重視しつつ、だいぶゆるめに考えた禁煙方法なので真似しやすいと思います。
<気持ちの向け方編>と<事前準備編>、<実践編>の3つに分かれているので、必要なところだけ拾い読みしたり、自分なりにアレンジしたりして活用してください♪
CBDで禁煙成功するまで、煙草を我慢したのはわずか3日間
先に結論を書くと、私がCBDで禁煙成功するまで、煙草を我慢したのはわずか3日間でした。
最初の2日くらいは少し淋しかったですが、4日目には離脱症状もなくなり、煙草がなくても特に何も思わなくなりました。
ただし準備期間は長くて、1年ほどかけて準備をしてからの禁煙3日間だったことを付け加えておきます。
禁煙をサポートするアイテムはコスパのことを考えて、CBD単体ではなく、価格の安い電子煙草も併用しました。
CBDは以前レビューした、+WEEDがヤニ臭さが感じられて喫煙者でも満足度が高かったです。
↓電子煙草はこちらのエキゾチックシナモンを使っていました。↓
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経験から学んだ、スムーズな禁煙のコツ<気持ちの向け方編>
禁煙に対する気持ちの向け方のコツは4つ
戦争やスポーツもそうですが、何にでも「効率的な戦い方」というものがあります。禁煙においてはまず、気持ちの向け方というか、禁煙に対するスタンスが大切になってくると思います。
私が実践した感触として、気持ちの面でのコツは4つありました。
- 禁煙は決して無理ではないことを認識しておく
- 禁煙成功の最大のコツは、極端な無理をしないこと
- 厳しすぎる禁煙によって、煙草への執着心を助長させない
- 誰に何を言われても自分だけを信じる
禁煙は決して無理ではないことを認識しておく
禁煙の途中で高確率でやってくるのが、「自分に禁煙なんて一生無理なのでは」という自信喪失の瞬間です。過去に禁煙に失敗した経験のある人なら、なおさらでしょう。
あるいは喫煙仲間が、「禁煙なんて(ヾノ・∀・`)ムリムリ。我慢しないで吸おうよ」と足を引っ張ってくるかもしれませんね。
ですが世の中には、元喫煙者という人がたくさんいます。つまりそれだけ、禁煙に成功した先人がいるということ。そのほとんどは普通の人たちですし、禁煙は決して無理ではないことの何よりの証拠です。
そのことをしっかり認識しておき、「やっぱり無理かも」と思ったときは、禁煙成功者がたくさん存在することを思い出すと励みになります。
禁煙成功の最大のコツは、極端な無理をしないこと
禁煙するにあたって、一つ決めていたことがあります。それは「極端な無理はしない」とうこと。できる人はスパッと一気に止めればよいのでしょうが、私がそれをやると反動がきそうです。
そもそも禁煙の目的はあくまで確実に煙草を止めること。禁煙のポーズを他人に見せるためのものではありませんし、目標達成までの早さを誰かと競うものでもありません。
ですからたとえ時間がかかっても、目標達成まで持続できるやり方であることを重視することにしました。ゆるく長く、2年後か3年後くらいに煙草を止められていればよい、という気持ちです。
その代わり多少上手くいかなくても、諦めずに最後まで続けることを大切にしました。
厳しすぎる禁煙によって、煙草への執着心を助長させない
可能であるなら「いつの間にか禁煙できていた」というのが、もっとも無理がなく理想的です。
それはなかなか難しいとしても、あまりストイックすぎる禁煙は、煙草を吸いたい気持ちを強めてしまって逆効果です。
好きなものを止めるのですから、多少の我慢は必要でしょう。ですが我慢の程度が強くなりすぎると、逆に煙草に意識が向きやすくなり、禁煙の苦しみを無駄に大きくしてしまうのです。
そして禁煙が辛ければ辛いほど、喫煙再開=禁煙失敗に繋がりやすくなるはずです。
そのため私は、禁煙のための行動が煙草への執着心を強めていないかを時々チェックし、必要に応じてルールの見直しを図りました。
誰に何を言われても自分だけを信じる
禁煙を始めると、禁煙成功者からのマウント取りが始まることがあります。「まだ吸ってるの?」とか、「自分は○週間で禁煙できた」といったものですね。
ですが禁煙は他人の評価よりも最後までやり遂げることが大切なので、自分のペースで着実に進めていくことが重要になります。
事前の情報収集の段階であれば他の人の意見を聞くのも参考になってよいですが、禁煙を始めてからは他人の声はノイズにしかなりません。
多少なりとも頑張っているのであれば、誰に何を言われても気にしないようにしましょう。
ちなみに私は一人で頑張る方が向いているので、禁煙外来にも行きませんでした。
経験から学んだ、スムーズな禁煙のコツ<事前準備編>
できる限りストレス源を排除する
禁煙の最大の敵はストレスです。周囲の話を聞くと禁煙が続かない理由として、「強いストレスがきっかけで、喫煙を再開してしまった」という人がとても多いのです。
私自身も禁煙の準備段階として減煙期間があったのですが、煙草の量が戻ってしまうのは決まって、強いストレスに晒されたときでした。近隣騒音が酷かった時期があって、それで本格的な禁煙に移行するのがだいぶ遅れたのです。
禁煙の妨げとなりそうなストレス源は、できる限り事前に排除しておくのがおすすめです。
ストレスとは違いますが、喫煙をすすめたがる人や、パチンコ店や居酒屋などの喫煙したくなる場所も遠ざけた方がよいでしょう。
自分を理解し、自分に合った禁煙方法を選ぶ
喫煙の目的や性格などによって、適切な禁煙のやり方が違ってくると思います。そのため禁煙を成功させるには、自分のことをきちんと理解しておくことが重要だと思います。
私の場合はニコチン中毒はそれほどでもなく、「煙草を吸う行為そのもの」が大切なタイプの喫煙者だったため、「煙草が好きな気持ちにどう対処するか」というのが主な課題でした。
何となく「ダメンズ彼氏が好きすぎて、別れられない女の子」と同じにおいがしますが、このタイプは禁煙補助剤などに頼るよりも、CBDの方が親和性が高そうに感じたので、CBDを使った禁煙を試みることにしました。
禁煙方法とルールはなるべくシンプルに
禁煙のノウハウにはやたらと細かい指示がいろいろ書いてあるものもありますが、禁煙はルールが細かすぎると続きません。
ただでさえやりたくないのに、あれこれうるさい決まりごとがあると途中で嫌になってしまいます。
禁煙を成功させたいなら、禁煙方法&禁煙のルールはなるべくシンプルにするのがマスト。
どの程度なら最後までやり遂げられるのか、自分の性格も考慮して計画を立てるとよいでしょう。
経験から学んだ、スムーズな禁煙のコツ<実践編>
いきなり止められないなら、まずは減煙してみる
私は煙草と別れるのが淋しすぎたので、いきなり止めるのは諦めて、まずは減煙してみることにしました。
寝起きや食後など、喫煙者にとって煙草が恋しくなるタイミングというのがあって、そこは無理に止めると辛くて続きません。
そのため好きなタイミングで吸っていい代わりに、量は減らすというルールで実施しました。
一度に2本吸う人なら、1本に減らす感じです。
量が減って物足りない分は、CBDリキッドか電子煙草で補いました。
減煙中はなるべく肺に入れず、ふかすだけにする
減煙中はなるべく煙を肺に入れず、ふかすだけにします。ですが、どうしても吸いたいときは無理せず心ゆくまで肺に入れます。
なるべく肺に入れないようにすることで、少しずつ「吸えない体」を目指せば、自然と量も減るのでは…という狙いです。
禁煙というとひたすら我慢のイメージがありますが、私のそれは禁煙というより、「煙草を求めない体作り」という考え方が近いです。
遠回りで未練がましいやり方のようにも思いますが、とにかく最終的に吸わずにいられるようになれればよいことにしました。
その結果100g入りの※シャグを1ヶ月で消費していたのが、80gで2ヶ月持つようになりました。
※シャグ:手巻き煙草用の刻み煙草。煙管用のものに比べて刻みが粗い。
減煙の段階でも煙草を受け付けない体に変化してくる
狙い通り、減煙の段階で徐々に煙草を受け付けない体に変化していきました。
臭いが気になったり、吸ってもすぐにむせたりといった形で、段々とあまり吸えなくなっていったのです。
のちに本格的な禁煙に移行してからの離脱症状の少なさを考えると、減煙によってニコチンも少しずつ体から抜けていっていたようです。
止めやすいタイミングが来たら逃さず乗る
不測の騒音ストレスで一進一退しながらも、減煙生活が1年ほど続いた頃。ふと、「今なら簡単に煙草を止められる気がする」と思う日が来ました。
煙草を吸うのが面倒くさくなってきたというか、何故だか突然、執着心が薄れたのです。あんなに好きだったダメンズ彼氏のことが、急にどうでもよくなる瞬間みたいです。
理由は分かりませんが、あまり苦しまずにすぐに止められそうな予感がしたので、そのタイミングに乗って一気に禁煙を進めることに。
減煙生活でそれほどニコチンがいらない体になっていたせいか、思った通りあまり労せず禁煙完了できました。
過度な無理は禁物ですが、「今!」と思うタイミングに出会ったときは、逃さず乗るのが吉です。
禁煙の3日間の様子
代替アイテム・代替行為は用意しておいた方がよい
私の場合は電子煙草とCBDでしたが、飴やガムという人もいるでしょう。「運動をすると気が紛れる」という人もいるかもしれません。
いずれにしても、何かしらの代替アイテム・代替行為は用意しておいた方がよいと思います。
離脱症状の辛さや口さみしさを紛らわすものがあった方が、煙草に意識が向きにくくなるからです。
多少のストレスもそれで緩和できるので、喫煙再開の防止に大きく役立ちます。
さらに禁煙成功後のストレス対策としても活用でき、喫煙者に戻ることを長期にわたって予防する手段になります。煙草の代わりとするものなので、自分が好きなものを選ぶとよいです。
私の離脱症状は、胃の辺りの軽い浮遊感
ニコチンの離脱症状には、頭痛やイライラ感などの不快症状があるといわれますが、私の場合は胃の辺りを中心とした、上半身の軽い浮遊感のみです。
それも辛くはなく、むしろ好きな感覚だったので楽しめました。
以前は長時間吸えないときにもう少し焦燥感があったりしたので、やはり減煙期間を挟むことでニコチン抜きをしておいたのはよかったようです。
そして私の離脱症状は、CBDの効果による浮遊感ととてもよく似ていたため、離脱症状ということもあまり意識せずに済んだのでした。
ちなみにCBDの効果はとても繊細なものなので、慣れるまでは効果を実感できないこともあります。禁煙にCBDを使いたい場合は、事前に慣らしておくとよいかもしれません。
4日目で離脱症状がなくなった
離脱症状の出方としては、最初の2日間は浮遊感と共に淋しい気持ちがありました。3日目には気持ち的には煙草に対してだいぶどうでもよくなってきて、ふわふわと浮遊感が残るのみ。
ですが嫌いな感覚ではないので、浮遊感を楽しんで過ごすうちに4日目に突入。気付けば離脱症状は一切感じなくなっていました。
離脱症状のピークは最初の2~3日
今調べたところによると、禁煙による離脱症状は最初の2~3日がピークで、禁煙できるか否かのヤマがこの3日間だそうです。そしてその後2週間ほど、ゆるやかに症状が続くのが一般的とのこと。
最初の3日を耐えきれば、あとはそれほど辛くないということですね。
そういえば風邪やインフルエンザなどで、いっとき体が煙草を受け付けなくなったのをきっかけに、そのまま自然に禁煙できてしまう人というのがときどきいます。
そういうケースはおそらく、具合が悪くて吸えなくなっている間に、無自覚のうちに離脱症状のピークを超えているのかもしれません。
まとめ
長くなりましたが、最後にこの記事で書いた禁煙のコツをざっくりまとめます。
<気持ちの向け方>
- 禁煙は決して無理ではないと認識する
- 極端な無理はしない
厳しすぎる禁煙によって、煙草への執着心を助長させない - 誰に何を言われても自分だけを信じる
<事前準備>
- ストレス源の排除
- 自分に合った禁煙方法を選ぶ
- 禁煙方法とルールはなるべくシンプルに
<実践>
- 止められないならまずは減煙でもOK
- 減煙中はなるべく肺に入れないことで、「煙草を求めない体作り」を目指す
- 止めやすいタイミングがきたら一気に禁煙
無駄なく無理なく、効率のよい禁煙方法を模索した結果、このような形で禁煙完了しました。ひと月経った今、少し煙草が懐かしくなることもありますが、そこまで強烈な喫煙欲求に駆られることもなく、CBDだけで過ごせています。
これから禁煙したい人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
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